Taidingshuo Industrial、ハイエンド電解銅箔の生産アップグレードを促進する高性能チタン陽極を発売

2025,10,22

工業用電極材料分野の大手企業である泰定朔工業有限公司はこのほど、独自に開発した電解銅箔用高性能チタン陽極を正式に発売した。高度な材料技術と革新的な製造プロセスを備えたこの製品は、ハイエンド電解銅箔産業、特にリチウム電池およびPCB分野の高度化に新たな推進力を注入します。

今回発売したチタン陽極は、高純度チタンTA1、TA2を基材とし、表面にRuO₂、IrO₂、Ta₂O₅の三元混合金属酸化物皮膜を形成したものです。サンドブラストによる粗面化と酸洗による活性化という高度な前処理プロセスにより、基材とコーティング間の結合力が大幅に強化されます。貴金属塩溶液を複数回精密にコーティングし、高温で焼成した後、均一で緻密なMMO機能層がさらに形成され、過酷な作業条件下でも優れた安定性を確保します。

特に、この製品は 500 ～ 8,000 A/m2 の高電流密度範囲および 80℃以下の硫酸銅強酸系でも安定して動作します。その優れた電気化学活性と導電性により高い電流効率の電解が実現され、均一な電流分布により銅箔蒸着層の均一な厚さと滑らかで緻密な表面が確保され、製品の歩留まりが効果的に向上します。超耐食性と低エネルギー消費設計により、電極の寿命は 2 ～ 7 年以上に達し、お客様の総合的な生産コストを大幅に削減できます。

Taidingshuo Industrial の関係者は、この製品はコーティングの均一性検出、電気化学的性能試験、模擬電解槽耐久性実験などの厳格な全工程品質管理に合格しており、ISO 品質基準に厳密に準拠していると述べました。同社の専門研究開発チームは、包括的な OEM/ODM サービスと技術サポートを提供しながら、顧客の特定の電解質環境や作業条件要件に応じてカスタマイズされたコーティング配合を提供することもできます。